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FAQ

応力計に関するご質問

どうして応力を測定するのですか?

基本的にはめっき皮膜には応力があります。応力には「引張応力」と「圧縮応力」がありますが、一般に金属の種類によって発生する応力が異なり、比較的高融点金属(Ni、Co、Fe、Pd、Cr、Cu など)は「引張応力」を、低融点金属は(Zn、Sn、Cd、Pb、Biなど)は「圧縮応力」を示すと言われています。
ただし実際に使用されている実用めっきは多結晶膜であるため、めっき時の様々な因子が関係した応力を示します。めっき浴の特性の一つとして、得られる皮膜の応力を知ることが重要になります。

応力があると良くないのですか?

応力があることによって皮膜の割れや剥がれの原因となることがあったり、めっきをつける素材がフィルムのように薄く、皮膜の応力が基材に影響してしまうこともあります。ただし必ずしも悪いことばかりではありません。球体には引張応力、めっき皮膜を型からはがす場合などは若干引張応力がある方が良い場合もあります。サンプルの形状や用途によってはある程度応力が求められることもありますので、析出皮膜がどの程度の応力を示すか知っておくことが重要となります。

応力測定装置の試験片の素材は何ですか?

スパイラル応力計はSUS304、ひずみゲージ式精密応力計は銅になります。スパイラル式は特注として他の素材で製作することも可能です。 (ご希望の素材によっては製作が難しい場合もありますのでお問い合わせください。)
ひずみゲージ式精密応力計

各試験片の大まかな処理手順を教えてください。

スパイラル式、ひずみゲージ式の手順は以下の通りです。
【スパイラル式】
 計器定数測定→脱脂→活性化→Niストライクめっき→めっき(測定)
【ひずみゲージ式】
 脱脂→活性化→めっき(測定)

測定値はどんなグラフになりますか?

測定例を下記に示します。あくまで例ですので必ずしも同じグラフ形状にならない場合もあります。

グラフ形状

縦軸:内部応力(Mpa) 横軸:めっき時間(分)

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