- Home
- 【海外技術パートナー】LAAS-CNRSフランス国立科学研究センターのご紹介
【海外技術パートナー】LAAS-CNRSフランス国立科学研究センターのご紹介
LAASとは
解析・システムアーキテクチャ研究所(LAAS)は、工学・システム科学研究所(INSIS)および情報科学・相互作用研究所(INS2I)と連携しているフランス国立科学研究センター(CNRS)の主要研究所のひとつです。フランストゥールーズにあるLAASは、トゥールーズ大学の6つの創設メンバー(T3PS、INSAT、INPT、UT2J、UT1C、ISAE)と連携しています。これは、CNRSの研究者と教員が密接に協力し、LAASが扱う様々な研究テーマをカバーしていることを意味します。
このプラットフォームは、マイクロ・ナノテクノロジー分野の7つの技術・研究施設(BTR)を集めたRENATECHと呼ばれるフランスの研究ネットワークの一翼を担っています。2007年4月、ミディ・ピレネー地域評議会、フランス国立科学研究センター(CNRS)、フランス国立研究機構(ANR)、LAASのBTRネットワークおよび提携クラブの資金援助により、LAAS-CNRS科学センターに1500 m2のクリーンルーム(グレード10.000および100)が建設されました。
これらの共同出資された設備により、エネルギー管理、電通信、化学、生物学のための新しいデバイスの設計、開発、統合から、フレキシブルチェーンに基づく実証機の製造までが可能になります。
研究所では毎年、70以上の内部プロジェクトと80以上の外部プロジェクト(学術および産業)を担当しています。
LAASで導入されている装置
山本鍍金試験器の装置は、LAASクリーンルーム(1500m2)の電気めっき分野専用エリアに設置されています。このエリアでは2名がフルタイムで働き、年間850枚以上のウェハーの電気めっき処理を行っています。また、浴分析、装置のメンテナンス、研究者への技術サポートも行っています。電解めっきエリアには、3台の山本鍍金試験器の装置に加え、4台の手動の機械と4台の工業用の機械があります。また、めっきの最高品質を保証するため、電気めっき浴の化学分析に特化したエリアもあります。
LAASでめっき可能な材料
LAASでは厚さ0.5μmから500μmまでの様々な種類の材料へのめっきが可能です。
金:高周波MEMSおよびMEMS用
銅 : 受動素子、配線、3Dめっき、3D RDL
磁性合金:受動素子
ニッケル : ホットエンボス成形、機械部品
Aurolectroless:銅パッシベーション
✉お問合せ先
LAAS-CNRSPerson in charge:TEAM department,
Mr.BOURRIER David
A-52W シリコンウェハめっき実験装置セット
2~12インチウェハ対応のCEマーキング付きめっきセットです。
完全密閉型、非密閉型カソードカートリッジなど専用治具を使用し、半導体、MEMSの精密めっきが可能です。オーバーフローシステムを採用し、常時ろ過過を行いながら槽底から緩やかな対流を発生させます。空気撹拌とパドル撹拌を同時に行うことで、非常に均一な膜厚が得られます。ガラス基板、フィルム基板のめっきにも対応可能です。
標準サイズは2~12インチですが、様々なニーズに合わせたセット製作が可能です。
(完全密閉型・非密閉型治具、水平タイプなど各種取り揃えております)
製品ページ >
*詳しくはお問い合わせページよりお問い合わせください。